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爪切りは保定と切れ味が大事

Updated: Apr 28, 2021

爪切りが苦手なわんちゃん、飼い主さんが多いと思います!

嫌がったり暴れたり・・・爪切りに爪を入れてエイ!!と切るのも怖い。

切ったらキャン!と鳴かれちゃった・・・なんてこともあるのではないでしょうか?                

わんこも飼い主も、トラウマにならないよう、トリマーが普段やっている爪の切り方を書いていきますね⭐



爪切りの種類

まず大事なのはデザイン性よりも、切れ味です!!

味気なくてシンプルなものが意外と良かったりします笑


爪切りにはハサミタイプとギロチンタイプ(名前がちょっと怖いですよね)があって、状況に応じて使い分けています✨




●ハサミタイプ






猫ちゃんに使ったり、伸びてしまった巻き爪の子に使います。






●ギロチンタイプ





サロンで使うのはほとんどこのギロチンタイプです(*'ω'*)b



ハサミタイプのものよりも切る所を狙いやすく、切れやすくて角も取りやすいです!









※1000円以下もの、おもちゃみたいな物だと切れ味が悪く、切ろうと力を入れたときにスパっと切れずわんこに不快感が伝わり嫌がってしまうのでオススメしません🙅

ミシミシ・・・・ガチャン!!という爪切りは使わないようにしましょう!



ここでは基本的にギロチンタイプを使ったやり方を書いていきます⭐



保定&切り方

人間が立って作業しやすいくらいの高さの台(ダイニングテーブルくらいの高さ)などにわんこを乗せます。

わんこが落ちないように気を付けて🍀


●向かって左前足の爪の切り方

頭を左にして左手でわんこの前足を持ちます。

        ↓

右手は爪切りを持ち、胸と両腕でわんこを包み込みます。

(このとき、嫌がってしまったら腕と胸で飛び上がったりしないよう優しく抑えてあげましょう👍)

         ↓

関節を(人間でいう肘)優しく右に曲げます。

肉球が上を向くように

        ↓

切りたい爪が生えている指をつまむようにして足先を持ちます。

        ↓

右手に持った爪切りの爪を入れて一気にパチンと切ってあげましょう。



※このとき、の中の血管まで切ってしまうと血が出てしまうので、切りすぎないよう様子を見ながら切ってください。

もし血が出てしまったら、止血剤を爪に塗ってあげるとすぐに止まります🎵





サロンや病院で使われているクイックストップという止血剤です










そして断面の角を取るため、余裕があったら断面の左右、上部分を少し切ってあげましょう(*´ω`*)

私は爪を切るときは、パチン!(最初の一撃)パチンパチンパチン(角取り)とリズム良く1爪に対して4回切っています。


他の足も同じように両腕と胸で保定しながら、関節に沿って足を右に曲げ、肉球を上にして指と爪を固定して一気にパチンです☆




全ての爪を切り終えたら更に爪の先を丸くするためにやすりをかけてあげます🎵





サロンで使われているのは大体こういったサファイア粒子のもので、耐久性もあり、やすり心地も良く、よく削れます。





※おまけでついてくるような面の粗いものは刺激が伝わりやすいので嫌がる子が多いです✖




前足は嫌がる子が多いので、後ろ足からやってあげて、爪切りは怖くないよと認識させてあげるのも良いです(^^)/




そしてもし嫌がってしまっても甘やかさずに毅然とすることも大事です!

嫌がればやめてくれると覚えてしまいます。


1爪出来たらご褒美をあげたり、爪切りをしたら良いことがあるぞ!と覚えさせてあげながらやるのもいいかもしれません(*'ω'*)♡


抑えられないくらい嫌がるようでしたら諦めて一度サロンに行って、トリマーさんにやってもらう事をオススメします🍀



楽しく仲良く爪切りタイムが出来ますように・・・






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