犬が視線を逸らす、そっぽを向く理由
- tochipoteorder
- May 17, 2021
- 7 min read
わんこを見つめていると、視線をそらされた事はありませんか?
こんな感じで・・・笑

緑色のお洋服の子は緊張しちゃう系男子のぽてちくん。
オレンジ色のばっちりカメラ目線の子は天真爛漫系男子のとちぎ君。
(この子たちは撮られるのがあまり好きじゃないようで、よく目を逸らしたりあくびをしたりします。カメラ目線にならない理由は後ほど解説しますね♪)
・可愛いな~と思って見ているとプイっ
・叱っているときにプイっ
・お散歩中に他のわんこを見つけてプイっ
・病院行くよ~と言うとプイっ
わざと見ないようにしていたり、知らんぷりしているような仕草をしているときがあります。
これはわんこの気持ちを表すカーミングシグナルの1つなんです。
顔をプイっとしたわんこは一体どういう気持ちなのか!!
を解説していきます⭐
テンションを下げようとしている
帰宅したときに出迎えてくれたときや、一緒に遊ぼうとしたとき、ゴハンをあげる前などに、しっぼをブンブン振って喜びつつも視線は逸らす。
こちらを確認した後に視線をそらし、尻尾を振りながらフラフラとこちらの近くを歩き回る姿を見たことはありませんか?
これは「嬉しい嬉しい嬉しい~~!!でもちょっと落ち着こう!」など飼い主さんに急に飛びついたりしないように自分を抑えている行動なんです!
目をそらすことで、興奮する自分を抑えているのです。
「飛びついたらダメだよ」などのしつけをされている子によく見られるそうですよ。
言いつけを守って、はやる気持ちをセーブしています。
抱っこをしているときに尻尾を振って嬉しそうだけど、こっちを見てくれなかったり視線を逸らしているときは、嬉しすぎる気持ちを落ち着かせようとしているので、嫌われているわけではありません💛
困っているときや苦手な事があるとき
病院の診察前や、爪切りをするとき、苦手な事を目前としたときなどに名前を呼んでもこちらを見てくれない、知らんぷりをして無視された!なんて事はありませんか?
これは、犬が苦手なことをするときにする行動です。
「できればしたくない」という気持ちが表れています。
嫌なものから目を逸らしたくなるのは、人間と一緒ですね!
・叱っているときに目を逸らす
ちょっとちょっと~!今叱ってるんだけど~!聞いてるの~?と思ったりしますが、これは「なんだか怖いな」「困ったな」という気持ちの表れ、または緊張をほぐしたいとき、反省しているときです。
注意
あまりにも長く叱ると、犬はなんで怒られているのかわからなくなってきます。
なんで怒られているのか、どうしたら良いのかわからずに困ってしまっているのかもしれません。
目を逸らす仕草が見られたらきっと反省をしているので、長々と叱らずに短時間に切り上げてあげましょう⭐
・トレーニング中に目を逸らす
オスワリ、お手などのトレーニング中に目を逸らす仕草が見られたときは、要求が難しすぎたり、トレーニングをすること自体にストレスを感じたりしている可能性があります。
「もうやめたいよ」「ちょっとこわいよー」「わからないよー」と言っているのかもしれません。
対策
少し落ち着かせて気分をリフレッシュしてから再挑戦してあげましょう⭐
我が家の緊張しちゃう系男子の「ぽてち」くんはおやつが無いときに「お手」と言うと、横を向きながらゆーーーーっくり手を差し出してくれます。
「おやつがないならお手はしたくないな~やだな~」と思っているのかもしれませんね笑
・カメラを向けると目を逸らす
カメラのレンズは犬にとって不思議なもの。
犬からしたら「目」のように見えていると言われています。
「目」に見えているものがずっとこちらを向いているので、「怖いな」「困ったな」「敵対心はありません」と思っていたり、緊張してしまっているのかも知れませんね。
冒頭のぽてちくんがまさにコレ💦
少しなら見てくれるのですが、ずっとカメラを構えているとそっぽを向き始めます笑
このまま終わったらちょっと可哀想なので、おやつを持ってきました!
・・・が!!
直視せずにそっぽを向いたままです。

おやつを置くと、・・・・見てる笑

はい、どうぞ~✨

おやつを食べて気分転換したら、こちらを見てくれました!

良かった良かった(*´ω`*)
・お散歩中に立ち止まって違う方向を見ている
「そっちには行きたくないよー!」または、「まだ帰りたくないよー!」と言っているのかもしれません。
また、何かを発見して、近づきたくないのかもしれません。
対策
わんこが苦手なものがないか確認したり、別の道を行くか、抱きかかえて行きましょう⭐
・知らない犬と出会ったとき
お散歩中、他のわんちゃんを見つけたときにしらんぷり、見ない振りをしているときはありませんか?
これは「ちょっと怖いなぁ」「関わりたくないな」「ケンカになったら嫌だな・・・」と思っているサインです。
注意
犬は上下関係を作る生き物なので、自分よりも上の立場の犬とは、目を合わせようとしません。
目をそらすことで「敵意はありません」「戦いたくないですよ」と示しています。
もし犬同士がジーーーっと見つめ合っていたり、相手の犬がジーーーーーっとこちらを見つめていたらケンカに発展する恐れがあるので注意が必要です。
その他にも横を向くときがありますが、単純に眠たかったり疲れていたりすることが原因で聞こえないふりをすることもあります。
【見極めるポイント】
苦手なことをされそうで目をそらすときは、嬉しいときと違い、しっぽが下向きになっています。
やましいことがある
トイレの失敗やいたずらなど、してはいけない事をしてしまったときにも犬は目をそらします。
してはいけないという事を自分でわかっているので、「やっちゃった・・・」「叱られるかもしれない・・・」と目をそらしているのです。
文にすると、なんだか可愛いですね( *´艸`)
我が家は帰宅後、いつもは「おかえりーー!!!!」と出迎えてくれるのですが、来ないときや、私を見ないようにしているときがあります。
そういうときはだいたい部屋にイタズラの跡があったり、壁におしっこをしていたり、何かしらの痕跡が発見されます・・・(´;ω;`)
相手に服従している
目を合わせてくれなくて寂しいな~と思いますが、これは飼い主のほうが自分よりも上の立場だということを、理解しているときにとる行動です。
子犬の頃はまだ主従関係、信頼関係などがわからないので飼い主をジーーーーっと見つめます。(これはこれでとっても可愛いですよね💛)
日々を過ごし、成長とともにしつけなどが済んでくると、自然と目をそらすようになります。
ちょっと寂しい気もしますが、犬にとってはそれが飼い主への服従、信頼の印で自然な行動なので、そっぽを向いたからといって、ねぇねぇこっち向いてよ~と無理やりこちらを向かせないようにしてあげましょう⭐
逆に、こちらをじーーーっと見つめてくれている場合は(嬉しいですが🤗)、ちょっとこちらを下に見ている合図でもあるので、そういったときは目線を外さずに、犬が視線を逸らすのを待つか、物音を立てて視線を逸らさせるようにしましょう。
私も最初は寂しかったのですが、最近はわんことふと目が合ったときに視線を逸らされると、「うんうん、信頼感OK!」と納得しています笑
まとめ
犬が視線を逸らすのは、飼い主を嫌っているからではなく、犬にとって自然な行動です⭐
嬉しい時にも困っているときにも目を逸らす(^^)/
そして、なぜ視線を逸らしたのか、視線の先に何かあったのか、犬にとって不都合な事(他の犬が怖い、知らない人が怖い、見知らぬものに遭遇した)があったのかなどを理解できれば、迅速に対処が出来ますし、わんことの絆が更に増して、もっと仲良しになれそうですね(*´ω`*)💛
視線を逸らすほかにも、「あくび」「前足を片方上げる」といったカーミングシグナルがありますので、こちらの記事と合わせてご覧くださいませ⭐
【あくび】
【前足を片方上げる】
⭐私のお気に入り⭐
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・メッシュタイプなので暑い日でも蒸れない🎵
ちょっと大きいかな?と思ったら折り方を変えてみたり、自分なりに調整ができそうです(*´ω`*)b
虫が来て欲しくない場所に敷いたりしても良いかもしれませんね👍
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お読みいただきありがとうございました!
それではまた(*'ω'*)
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